こんにちは、4人娘のパパ、ラブドラです。
本日は子どもが自らお手伝いするようになる方法について解説します。

うちの子全然お手伝いしてくれんニャ!
いつも遊んでばっかりで…



ママがすごく忙しくても知らんぷりだニャ
やりなさいって言うと余計にやってくれないし…



子どもがお手伝いするとどんなメリットがあるのかニャ?
我が子にもっとお手伝いをしてほしいな…そんなお悩みを持つパパさんも多いと思います。
- 子どもがお手伝いをしない理由
- 子どもが自らお手伝いをするようになる方法
- 子どもがお手伝いをするメリット
- お手伝いのご褒美にお小遣いなどあげるのはどうなのか
- 「1個だけで良いから」と伝える
- 一緒にやる
- お手伝いが楽しくなる工夫をする
- 出来ないことだけはやってあげる
- 遅くてもジッと待つ
- 感謝と喜びと感想を伝える
- 「やりたい」と言ってきたら、やらせたくないことでもやらせる
- 自己肯定感が生まれる
- 責任感が身につく
- 自分で考える力が身につく
- 親との信頼関係が深まる
- 生活する上で必要な技術が身につく
- 他人に貢献することの大切さを学べる
私は四姉妹を10年以上育てていく中で、子どもがお手伝いをしない理由がわかりました。
その理由と子どもの心情をしっかりと汲み取れば、子どもは自ら勧んでお手伝いをやるようになります。
お手伝いをすると子どもは大きく成長できますので、ぜひ最後まで読んで子どもに楽しくお手伝いしてもらいましょう!
それではどうぞ👋
子どもがお手伝いをしない3つの理由



お手伝いをお願いすると何であんなに嫌がるのかニャア?
そんなに面倒臭いのかニャア…



まずは子どもがお手伝いしない理由を理解しましょう!
私は長い間四姉妹の子育てをしていく中で、子どもがお手伝いをしない3つの理由がわかりました。
- 自分が興味ないことはやらない
- お手伝いは楽しくないことだと思っているから
- 「自分に出来ない」と思うとやろうとしない


これ、結構大切です。
なぜなら、この3つの理由を取り除けば、子どもは勧んでお手伝いをやるようになるからです。
1 自分が興味ないことはやらない
子どもは自分が興味ないことは全くやろうとしません。
それは「お手伝い」に関しても同じです。
特に小学生未満の小さい子どもにその傾向が強いですね。
例えば我が子に「もうすぐご飯だから、いつものように机を拭いてね〜」なんてお願いしたとします。
この時子どもが



またかぁ
もう何回もやってるよ
拭くだけなんてもういい
こんなふうに何度もやって興味関心がなくなり、楽しくなくなったことにはとても消極的です。
このような場合、そのお手伝いに
何か楽しくなるような特徴を付け加える
と積極的にやるようになります。
例えばこの机拭きの場合ですと、
スプレー型の消臭液を買ってくる
と、一気に興味関心が戻ってやるようになります。


2 お手伝いは楽しくないことだと思っているから



だってお手伝いなんて、面倒臭いだけで楽しくないよ
というのが子ども達の本音です。だからお手伝いしようとしません。
大人でもそう思うので、その気持ちわかりますよね。


しかし、『お手伝い』には大切な目的があります。
それは他人に貢献することです。
人の役に立つことだから大事なんだよ
他の人が喜んでくれると、楽しくなるんだよ
そう言い続けて、我が子にお手伝いの大切さをしっかりと教えましょう。



貢献するなんて、ちょっと子どもには難しい話じゃないかニャ?



そんなことないですよ!
何度も何度も言い続ければ、いずれ子どもも理解しますよ!
3 「自分に出来ない」と思うとやろうとしない



私、力無くて雑巾搾り出来ないから、机拭きやりたくない
体がまだ小さい、力がまだない
子どもは体が小さいため、この様な悩みと毎日戦っています。
子どもは、まだまだ体が未熟なことで苦労して生きてるんですよね
そのため、お手伝いをお願いしても「出来ない」とすぐに言ってしまいます。
しかし、やってみないとできるかどうかわかりませんよね?
こういう時はパパさんが積極的に



やってみないとできるかどうかわからないよ!
と言い続けて、とにかくまずはやらせてみましょう。
子どもがお手伝いをするようになる7つの方法
それでは子どもがお手伝いをするようになる方法について順次解説します。
この7つを、1から順番にやっていけば、子どもが



他にも何かやりたい!
どんどんお手伝いしたい!
と思えるようになり、積極的にお手伝いをする子に成長します。
1 「1個だけでいいから」と伝える
一度にたくさんお願いしたり、時間が掛かることをお願いするのはやめましょう。
なぜなら子どものやる気が一気に無くなり、お手伝いが嫌いになるからです。
お手伝いをお願いする時は
1個だけでいいから
ココでだけいいから
と簡単に終わる少ないお手伝いを選んでお願いするようにしましょう。


くれぐれも、親都合で「これだけ終わらせたいから、やってもらおうかな」などと考えて、子どもがお手伝いを嫌いになるようなお願いはやめましょう。
2 お手伝いを一緒にやる
お手伝いをお願いして、もしも子どもが「嫌だ」と渋ったら、
じゃあ一緒にやろう
と一声かけてあげましょう。
この方法はとっても有効です。パパさんと一緒にやれることで、子どもの気持ちも一気に前向きになります。



この方法はお手伝いだけじゃなく、お片付けさせたい時なども有効ですよ!
参考→→子どものお片付け対策3選


3 お手伝いが楽しくなる工夫をする
お手伝いの中に、何か子どもが楽しくなる工夫をすると積極的にやるようになります。
どんな方法があるの?
- 子どもがやりやすい道具を買ってあげる
- 道具にシールを貼ってその子専用器具にする
例えば我が家では、子どものお風呂掃除用に
子どもが扱いやすく、楽しそうな掃除道具
を買ってあげたところ、効果抜群で、かなり積極的にやるようになりました。
我が家が買った子ども用お風呂の掃除道具はこちら👇





これを買って「〜ちゃん専用の道具買ったよ!」と見せたところ、とても興味を持ちました!





おぉ〜やってるやってる💖
また、子ども目線になるとお風呂掃除は
浴槽の中まで手が届きづらい
スポンジを手で持つと冷たくて寒い
といった難点があるので、その難点を無くすためにもこのスポンジはとても有効でした。
この道具のおかげで、お風呂掃除は子どもの専用のお仕事です。
その他にも、子どもが喜ぶシールを道具に貼って



あのシール貼ってあるブラシでお掃除してほしいなぁ〜
などと言うと、子どものやる気が大幅UPして積極的にお手伝いし始めます。
4 できないことだけはやってあげる
子どもは体の小ささや、体力の無さを自覚しており、「自分に出来ない」と思ったことをやろうとしません。
参考→(子どもがお手伝いをしない理由)
こんな時は、パパさんがその子の気持ちを汲み取り、子どもが出来ない部分だけを代わりにやってあげましょう。
例えば我が家では、雑巾をしっかりと絞ることがやりづらいので、
雑巾搾りだけはお父さんやるから言ってね
と伝えて拭き掃除をお手伝ってもらいます。


この方法により、全て子どもだけでやれるようになるので、お手伝いがしやすくなります。
5 遅くてもジッと待つ
パパさんママさんも一度は思ったことがあるでしょう。
子どもがお手伝いをしてもあまりに時間が掛かっていたり効率の悪いことにイライラしてしまったことありませんか?
しかし、ソコで絶対に手を出したりしてはいけません。
グッと我慢して、子どもがやり終えるまで待ちましょう。
なぜなら、自分でやり終えたら、楽しくなってまた次もお手伝いしてくれるようになるからです。
時間とか、効率とかそういったものは、ただの大人の都合です。
子どもの成長を第一に考えるなら、最後に子どもが楽しく笑顔で終われるようにお手伝いしてもらいましょう!
6 感謝と喜びと感想を伝える
子どもがお手伝いをやり終えたら、すかさず
ありがとう!(感謝)
嬉しいな!(喜び)
すごく綺麗になったね!(感想)
を伝えましょう。


これはとっても大事なことです。



自分がお手伝いをすることで、他の人を喜ばせたり感謝してもらえたりできるんだよ!
子どもにお手伝いは自分以外に喜んでもらえて、うれしく楽しくなるものだと伝われば、その次も必ず何かやる気持ちになります。
7 「やりたい」と言ってきたら、やってほしくないことでもやらせる
何度かお手伝いをしてもらうと、今度は子どもに欲が出てきます。
子どもは次のお手伝いをしたくなり
今までやったことがないけど自分がやりたい、でも大人がやってほしくないお手伝い
を言ってくるでしょう。
私の2歳の娘はこのお手伝いをやらせてと言ってきました👇





あ〜これきたかぁ💦
子どもにやらせたくないシリーズの本物の包丁だニャ



私だったら「これはダメよ」って絶対言うニャ



ちょっと待ってください!
実はこういう時にお手伝いを断ってしまうと
子どものやる気を奪い、次にお手伝いをしなくなる
ので、積極的にやらせてあげましょう!



怪我でもしたらどうするんだニャ!
と思われたパパさん、よかったらこちらの記事も参考にして下さい。


子どもがお手伝いをするメリット6選
それでは、お手伝いをすると子どもにどのようなメリットがあるのか解説していきます。
5つ説明していきますが、どれもこれも子どもの成長に大切なものばかりです。
1 自己肯定感が生まれる
まずは、お手伝いすることにより自己肯定感が生まれることです。
自己肯定感とは簡単に言うと自分が今このままでいいんだと自分自身で思えること。


この自己肯定感は、子どもが成長する上でとっても大切な感情です。
自己肯定感がないと、自分に自信が持てなくなります。
そしてお手伝いをすれば
自分が他人の役に立っている、誰かを喜ばせている
と他者貢献の気持ちが芽生え、自然と自己肯定感が上がります。
2 責任感が身につく
お手伝いをすれば、責任感が身に付きます。
なぜなら、お手伝いも一つの仕事と同じ考え方で、やり遂げなければいけないものだからです。
子どもがお手伝いをする時も同じ考えで、子どもがやり遂げるためにはしっかりと責任感を持つ必要があります。
例えばお手伝いを途中で投げ出したら、家族に迷惑をかけますし、親を悲しませてしまいます。
そのため、お手伝いをすれば自然と責任感が身につくのです。
3 自分で考える力が身につく
子どもがお手伝いをすれば、自分で考える力が身に付きます。
例えばパパさんが掃除機をかけている時を思い出してみてください。
あそこが汚いな、まだあそこの隅かけてないな、前回ここをかけ忘れたな
掃除とかって常に色々なことを考えながら作業しています。
子どもも同様、お手伝いをしつつ自分で考えながらやっています。
そのため、自然と自分自身で考える力が身に付くのです。
4 親との信頼関係が深まる
子どもがお手伝いをすれば、親との信頼関係が深まります。
例えばお手伝いをすることで両親から



ありがとうね、助かったよ
と信頼され、その親の言葉に子どもも信頼を置きますね。


そのため、お手伝いをすればするほど親子の絆が深まるんです。
5 生活する上で必要な技術が身につく
子どもが家でやるお手伝いは、生活する上でとても必要な技術ばかりです。
例えば家事全般
掃除、洗濯、料理、洗い物、草取り
どれもこれも、いずれ一人暮らしして独立したり、家庭を持って生活する時に必須の技術ですよね。
このように、子どもの頃からお手伝いを通じて生活する上で必須の技術が身につくのもメリットです。
6 他人に貢献することの大切さを学べる
お手伝いは他人に貢献することの大切さを学べます。
なぜならお手伝いは人の役に立つことだからです。
そもそもお手伝いに限ったことではなく、他人に貢献することは人間として大切な気持ちです。
人間である以上は、自分のことばかり考えていないで、他人の気持ちや立場を理解できる人間にならなくてはいけませんよね。
お手伝いをすれば他人から感謝され、
自分が人の役に立っているんだな
という気持ちが芽生えます。
他人に貢献する大切さを、子どもの内からお手伝いを通じて学ばせましょう!
お手伝いのご褒美にお小遣いなどあげるのはどうなのか



この前、子どもがお手伝いした後にお小遣いあげたら、それ以降もお手伝い後に「ちょうだい!」って言ってくるようになっちゃったニャ💦
いかんことしたかニャア?



悪いことではないです!
ただ、その子がご褒美をもらうためにお手伝いをしているのなら改めた方がいいです。
皆さんの家庭でもありませんか?
お手伝いしたご褒美をあげたら、次回も



お手伝いするからお金ちょうだい!
なんて言われるようになっちゃうこと…💦
「なんかちょっと考え方違うかなぁ…」なんて思っちゃいますよね?
お手伝いしたらご褒美をあげる理由は、「社会は人の役に立ったら報酬がもらえるものだ」という仕組みを教えるため!
ご褒美をあげる時は、このことを子どもにしっかりと理解させる様にしましょう!
例えばお手伝い後にご褒美をあげる時に



おかげですごく助かったよ!嬉しいよ!みんなの役に立ったからご褒美あげるね!
と一言添えてあげましょう。
そうすれば子どもは、自分が何で報酬をもらえたのか理解できます。
ここはすごく大切なところです。
お手伝いをすれば対価がもらえるとの意識ではなく、誰かの役に立って貢献することが大切ということをしっかり我が子に教えてあげましょう!
まとめ
この記事では子どもが自らお手伝いをする様になる7つの方法と、お手伝いのメリット6つについて解説しました。
- 「1個だけで良いから」と伝える
- 一緒にやる
- お手伝いが楽しくなる工夫をする
- 出来ないことだけはやってあげる
- 遅くてもジッと待つ
- 感謝と喜びと感想を伝える
- 「やりたい」と言ってきたら、やらせたくないことでもやらせる
- 自己肯定感が生まれる
- 責任感が身につく
- 自分で考える力が身につく
- 親との信頼関係が深まる
- 生活する上で必要な技術が身につく
- 他人に貢献することの大切さを学べる
この方法を順番にやれば、子どもがお手伝いをするようになります。
そもそもなぜ子どもはお手伝いをしないのか、それは
- 自分が興味ないことはやらない
- お手伝いは楽しくないことだと思っているから
- 「自分に出来ない」と思うとやろうとしない
が主な原因です。
パパさんはまず最初に、こう言った子どもの気持ちを汲み取り、子どもの立場を理解しましょう。
絶対にやってはいけないことはお手伝いが嫌いになるような言動です。
例えば、
- 効率が悪い
- 時間がかかりすぎている
などと親都合で考えて子どもの気持ちを害するようなことは絶対に言ってはいけません。
上記の方法の内「一緒になってやる」「お手伝いが楽しくなる工夫をする」はとても効果があり、子どももお手伝いが好きになるのでぜひやってみて下さい。
オススメ記事紹介
子どもがお手伝いを「やりたい」と言って積極的に言い出したら、自己肯定感が上がっていている証拠です。
自己肯定感は、子どもの成長にとても大切な要素です、一度この記事も読んでみて、我が子をさらに成長させましょう!👇


にほんブログ村ランキングにも参加しています。
コメント